インドに行かなくても、カルトに入らなくても、呼吸を整え、自律神経を整える方法があった

息・食・動・想・環境「息」のバランスを整えましょう

人間の健康を左右する要因として、
息・食・動・想そして環境があります。

息(呼吸)が歪むと身体が歪む
食がゆがむと身体はゆがむ
動きがゆがむと身体はゆがむ
想念が歪むと身体は歪む
環境が不適切だと身体は歪む

つまり、

・息、呼吸が乱れていると、身体が不調となり、病気の原因になるかもしれない

・食つまり食事のバランスや量が間違っていると、身体が不調となり、病気の原因になるかもしれない

・動、つまり姿勢、身体の使い方、身体の歪みがあると、身体が不調となり、病気の原因になるかもしれない

・想、想念つまり思いが乱れていると、身体が不調となり、病気の原因になるかもしれない


このページは「息」「呼吸」についてです。


呼吸は鼻で=鼻呼吸   口呼吸は危険

口呼吸が色々な病気の原因

たいていの人は、鼻呼吸ではなくて口呼吸が習慣になっていて、免疫機能を低下させ、
冷え症やアトピーやうつ病、口臭、体臭、関節炎などの炎症性疾患、消化器疾患などを招いていると言っているんです。


鼻呼吸に重要なのは舌の位置

たいていの人は舌が歯茎か、もっと悪いともっと下にあるが、
そのために、鼻呼吸ではなくて口呼吸になっているのです。

口呼吸になっているので、ウィルスや雑菌が口から体内に入ってしまいます。
口呼吸になっているので、口が乾燥しやすくなります。

なので、
鼻呼吸が必要です
動物は皆鼻呼吸です
(鰓呼吸のものは当然違いますが)

吸うときでなくて、息を吐く時も鼻呼吸でします。
鼻呼吸にするには舌を上顎につけるのです。

提唱者は
今井一彰という福岡のお医者さんです。



あいうべ体操は顔のアンチエジングにもなる

舌の位置を上顎まであげるには、今井一彰先生の考案されたあいうべ体操が効果絶大!

あいうべ体操をすると唾液が出る
あいうべ体操をすると免疫力が高まる
あいうべ体操をすると舌の位置が上顎につくようになり、鼻呼吸が習慣になるので、健康になる

福岡県を中心として九州では、あいうべ体操を小学校で実践している学校が増えています
ある小学校は、あいうべ体操を毎日30回学校で実践して、3年間学級閉鎖なしという結果が出ています。
うがいや手洗いは他の学校と同じようにしているので、この違いはあいうべ体操によるものと思われると、その学校の養護教諭(保健室の先生)が言っています  (27年1月20日のTV『ちちんぷいぷい』で放送された)

あいうべ体操は、しかも、

予想外の「美容効果」  美アゴになる!顔がスッキリー

「あいうべ体操」は、口呼吸がもたらす病気を治すために考案したものでそれに関してはもちろん、予想どおりの――予想を超えるほどの効果があったのですが、それ以外にも思わぬメリットがあることがわかってきました。

それは「キレイになる」ということです。顔のむくみが取れた、小顔になった、ロ角がキュッと上がった、二重あごが取れて横顔がシャープになった……などの声が続々。

実際、患者さんたちの顔は軒並み明るく、スッキリしていました。

―『鼻呼吸なら薬はいらない』p.99


あいうべ体操のやり方―あいうべ体操で健康と美容を

鼻呼吸の体操ーあいうべ体操の実践方法については
しばらくはこちらをご覧ください

注意点:巷で流行している呼吸法には、吐く時は口でさせるものが多いですが、それはおすすめではありません。
口で吐くと、音が出るし、勇ましいような、健康になるような気がしますが、達人は口で吐きません。
武術の達人は鼻で吸い、鼻で吐きます。
鼻で吸い、鼻で吐くと、自然と腹式呼吸になります。

吐く時も口ではしません。
間違えないようにして下さい。



自律訓練法

すぐれた呼吸法の一つに自律訓練法というのがあります。

ドイツの精神科医シュルツ博士が完成させた自律訓練です。
自立ではなくて、自律です。

心に悩みのない人も、心に悩みのある人もできます。

日本では、東京大学医学部精神科医の平井富雄博士や九州大学の池見酉次郎博士が草分けとなり、広まりました。

博士自身は一ヶ月から2ヶ月でマスターできると言っていますが、もっとかかる人もいます。わたしは、10代の時、平井富雄先生の本を使って、初めて実習しましたが、半年いじょうかかってしまいました。

最近も再度一からやってみました。やはりイイな、自律訓練法は。
プラーナーヤーマより安全だわい。

そうそう、一日10分でできます。




自律訓練法の六つのステップ

第一段階:手がオモイ、足がオモイ

第二段階:手がアタタカイ、足がアタタカイ

第三段階:呼吸が楽だ

第四段階:心臓が静かに打っている

第五段階:太陽神経叢があたたかい

第六段階:額がすずしい




第六段階まで行かなくても第2段階まででも色々な効果・恩恵があります。飽きっぽい人も第2段階までならすぐにマスターできますね。
第3段階まですすめば、呼吸法がマスターできます。


指導テキスト(書籍)があれば、自宅で独習も可能です。

臨床心理士や医師で指導している方もあります。

良い書籍がありますので、下に紹介しています。
日本自律訓練学会もあります。http://www.jsoat.jp/



自律訓練法の効果

  • 落ち着きが出る
  • 感情的にならないですむ
  • 取り越し苦労がなくなる
  • 寝付きがよくなる
  • いらぬ不安から解消される
  • 不明の恐怖心の正体がわかる
  • 緊張体質の人は、リラックスが上手になる
  • 仕事や勉強の効率があがる
  • 過去のトラウマから開放される
  • 瞑想が上手になる
  • 自律訓練状態に入ると得も言われぬ充実感を味わえる

などなど
クンダリーニを上げようとしたり、チャクラを目ざませようとするよりいいですよ。(クンダリーニやチャクラを触ると精神や身体を破壊する危険性があります。指導者自身もわかっていませんから)


自律訓練法の書籍

(1)平井富雄先生のもの カッパブックス。
自己催眠術―ストレス時代を生きる
絶版ですが、アマゾンから古書が安くで入手できます。
色々な体験談や効果が満載です。第一回目の実習の時(10代の時です)、わたしはこれをテキストとして独習しました。
いかにも昭和のにおいのする本です。



(2)九州大学心療内科医・佐々木雄二先生のもの
実践 自律訓練法―1日10分で出来る!
平成に書かれた本。佐々木博士は現役です。
佐々木先生の自律訓練法の書籍はたくさんありますが、シンプルなこれをわたしは選びました。

分かりやすく書かれています。



他にはルーテ博士著など誠信書房から専門書(外国語からの翻訳本)が出ています。
それは、古書検索の
スーパー源氏

日本の古本屋
で、
検索語「自律訓練法」を入れると出てきます。
まあ、学者でもなければ、必要ない本ですが。
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痛くない整体=操体法が大阪で学べます

身体を楽な方向に動かせば痛みが取れる
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しばしば整体は身体を傷めるやり方がありますが、宮城県の医師の創案した操体法(そうたいほう)は身体を気持ちの良い方向にゆっくりと動かすだけなので身体を傷めることがありません。それどころか、痛みが取れてしまうのです。